会社の税金ってどんなものがあるかご存知ですか?
会社は毎年必ず法人税の確定申告を行わなければなりません。
確定申告書の提出期限は、決算日の翌日から2ヶ月以内と定められていますが、その同日までに法人税額も納付しなければならないのです。
「こんなに支払うなんて知らなかった」ということがないように、しっかりと税金の種類を把握しておきましょう。
会社の税金とは
会社の税金にはまず決算にかかわる税金が4種類あります。
- 法人税
- 消費税
- 事業税
- 住民税(道府県民税と市町村民税)
会社の利益に対する税金で、法人所得をもとに算出されます。税率は原則30パーセントですが、資本金が1億円以下の場合、法人所得が800万円以下の部分について22%軽減されます。
商品の販売やサービスの提供をした際に預かる税金、資本金1000万以上の会社に限られます。
都道府県に納める地方税であり、事業を行うときに発生する税金のことです。おもに所得に対して課税されます。
事業所にある自治体に対して支払う地方税であり、都道府県民税と市町村民税があります。
法人税、事業税、住民税は利益に応じて課せられます。だいたい利益の4割程度がそれらの税金になるのです。しかし赤字の場合は、住民税の均等割以外は税金はかかりません。
固定資産にも税金がかかる?
ほかにも会社が納める税金にはもう1つ、資産に関わる税金があります。
主なものに、固定資産税と自動車税があります。
固定資産税は、土地や家屋などの不動さんを所有している場合にかかります。
また、不動産だけではなく、機械や備品など不動産以外の固定資産にも税金はかかるのです。
車を所有している場合に発生する自動車税もあります。
このほかにも、契約書や領収書の作成時にかかる印紙税や支店の設置や不動産購入などの場合に必要に必要な登録免許税などがかかるのです。
このように税金には色んな種類があるんですね、
あらかじめどのくらい支払う必要があるのか見積もっておくことをおすすめします。
以上、会社の税金ってどんなものがあるの?でした。