あなたは何かを見たときにグラフを見ることはありますか?
実はグラフの書き方にもコツがあります。それを知っているだけで、同じグラブでも違うものに見えてしまう効果があるのです。
■成果を最大限にアピールできるグラフとは
月によってバラつく売り上げ、これを棒グラフにすると、
売り上げが一定せず、経営状態に波があることが一目瞭然となってしまいますよね。
しかしグラフの作り方ひとつでその印象を緩める棒グラフの書き方があるのです。
それは何だと思いますか?
答えは簡単です。
棒グラフの幅を太くするのです。
すると、見る人は高さに加えて面積も意識するんだそうです。
そのため細いグラフに比べて、高さの違いが相対的に目立たなくなるのだそうです。
逆に、増量の差を目立たせたいときは、棒グラフの幅を細めにします。
すると棒グラフの高さに注目されて、増量が目立つといいます。
■変化を印象づけるグラフとは
ダイエットのときに折れ線グラフで日々の体重を確認していくと、
モチベーションが維持しやすくなりますよね。
しかしこの折れ線グラフも作り方ひとつで大きく見え方がかわるのです。
例えば、折れ線グラフの目盛りを1キロ単位にしたのでは、
体重が減っても、グラフはあまり変化せずいまいちモチベーションが上がらないですね。
しかしこのグラフの目盛りを0.1キロにしたらどうでしょう?
折れ線グラフは急角度で下がるので、モチベーションが高まっていくのだそうです。
ということで折れ線グラフは目盛りひとつでかなり印象が変わることを覚えておきましょう。
たいていの人はわざわざ目盛りの単位まで細かくチェックする人はいないし、
パッと見たときの印象だけで覚えているものです。
そう考えると、グラフは案外、意図的に操作しやすいものはないかもしれません。
これが相手を説得させるためには強力なツールとなるのです。
■絵グラフが持つ錯覚とは
絵グラフとは、各都市の人口を絵で書いて、その大きさを数量を表すものです。
この絵グラフ、棒グラフとは違って、絵を大きくすることでふくらみや面積があります。
そのため絵から受ける感じは、実際の2倍のものが4倍ぐらいの印象になるのだそうです。
見た目の印象から最終的な判断を誤ることにもなりかねませんね。
他のグラフにはない、面積やふくらみが錯覚をひきおこすのだそうです。
グラフを作るときにはぜひ役立ててみてくださいね。
以上、グラフの見せ方で結果が変わる?!でした。