発明して特許をとってお金持ちに・・・
そんな発明家に憧れている人も多いと思います。
でも実は発明家になるのって結構大変なんです。
■発明して特許を手に入れよう!
ある主婦が発明した、洗濯機の糸くずとりを大手メーカーに採用されて、なんと3億円を稼ぎ出したということがありました。
しかし発明して特許をとればすぐに儲かるというわけではないのです。
まずは、特許を用いた商品が発売されて、多くの人に売れなければいけません。
そのための第一歩は、まず自分のアイディアをすでに他の人が特許として出願されていないかを確認しなければいけません。
これは案外簡単で、インターネットで「特許電子図書室」を検索し、同じようなアイディアがないかここで確認するのです。
そこで自分のアイディアが独自のものであれば、特許をとるために申請準備を始めます。ここでポイントなのは、一度申請してからの修正は手続きが困難になるので、先に試作品をつくるのです。
試作品は上手につくる必要はありませんが、試作品を作ることでアイディアに無理がないかを確認します。
試作品をつくって、どこにも問題がないことを確認したら、いよいよ出願をします。
■特許を出願しよう
特許に必要な書類は弁護士にそろえてもらうこともできますが、そうすると30万~50万円の費用がかかってしまいます。できれば、アイディアを客観視して改良点を発見するためにも自分で書くことをおすすめします。
これで特許の申請が認められれば、次は商品化ですが、これが結構大変です。
自分の商品を売り込まなければいけないからです。
自分のアイディアに関連した売り込み先を探してみましょう。提案は何社に出しても大丈夫です。
その中から一番良い条件を出してきたところと商品化の話をすすめ、それからやっと商品がちまたに出るというわけです。
このように、儲かる特許は時間をかけて、根気よくアイディアを育てていく仮定が必要なんですね。
以上、発明して大金持ちになるためには!?でした。