勉強に有効な方法があるならぜひ知りたいと思いませんか?
よく東大に合格した人の勉強法とか司法試験に勉強した人の本がありますよね。
やっぱり勉強ができる人は、効率的な勉強法を知っているように思いませんか?
自分でやり方を作った人もいれば、自然とそうなっていた人もいと思いますが、
仕事においても効率の良いやり方があるように、勉強においても効率の良いやり方があるのでしょう。しかも実は共通している点が多いのです。
勉強の方法を紹介するこの本は、ビジネスにも応用できる内容が満載です。
できる人の勉強法
著者は安河内哲也氏、彼は20年以上にわたって受験生を教えてきたこの著者は、
受験生や社会人にTOEICを短期間でアップさせることで有名なカリスマ英語教師。
すでに40冊以上の語学書や学習参考書を書いている、すごい人なんですね。
実はそんな彼も、高校製時代はクラスで44番目中42番という成績で、大学受験にも一浪した経験があるのでそうです。
しかし浪人時代に短時間で効果を上げる勉強法を編み出し、なんと偏差地を80台にアップさせたといういいます。
それから、勉強は時間帯効果だという信念で勉強法の研究を続けているのです。
そんな安河内氏「ふつうの人でも超効率的に勉強すれば道は開ける」といいます。
勉強もそうだし、趣味でも「いつかやってみたい」と思いながらも、なかなか踏み出せない人が多いなか、「とりあえずやってみよう」と気軽にやることをすすめています。
というのも、最初から無理だと諦めてしまうのが、勉強が上手くいかない人の特徴だからだそうです。
勉強法はこの5つをマスターするべし
本書の中では「お・け・き・も・の」という標語を紹介しています。
「お」は音読のことで、科目やテーマに関わらず、教科書や参考書は必ず2~3回は音読。
「け」は健康のことで、睡眠不足で勉強しても効率がよくない。
早起きすること、朝食を食べること、排便をしっかりすることを習慣化することをすすめています。
「の」は能率のことで、ていねいにノートをまとめても、それは覚えられなければ無駄だといいます。そこに時間がかかるなら、良い教材を使ったほうがいいそうです。
「き」は興味のことで、興味を持って勉強することで興味を持続させること。
「も」は目標のことで、どんな行動にも常に何のためにやっているのかということを意識して理由をつけることが大切なんだそうです。
本書には安河内氏のポジティブなエネルギーが溢れていて、読むだけで元気が出る一冊です。
勉強法を知りたい学生にはもちろん、仕事にも役立てたいビジネスマンの方にもおすすめです。
以上、できるやつは仕事も勉強もできる?でした。