全世界で売り上げ2000万部を売り上げた、金持ち父さんシリーズ
もう読んだ人も多いと思います。
■金持ち父さん貧乏父さん
本書はタイトル、金持ち父さん貧乏父さんにあるように、本書の著者ロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けながら成長していくストーリーです。
貧乏父さんは高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、
そして金持ち父さんは親友の父親で、13才のとき学校を中退した億万長者なのです。
貧乏父さんは一生のあいだ金銭問題に悩まされ、ついには家庭生活崩壊になりかける。その一方で金持ち父さんはそれとは全く対照的な人生を謳歌しているお話。
そこから得た教訓を元に、キヨサキ氏はナイロンを使ったサーファー用の財布で起業して、世界的な大ヒットという成功をつかみました。その後、47歳という若さでビジネスを引退するのです。
これまでの経験を通して、金持ち父さんと貧乏父さんの価値観を比較して、お金に対する考えや知識を説いていきます。キヨサキ氏は「いい大学を出て、安定した職業につながる」という考え方は危険だといっています。
■金持ち父さんが教える6つの指針
キヨサキ氏が金持ち父さんから学んだ6つの指針
①金持ちはお金のために働かない
②お金の流れの読み方を学ぶ
③自分のビジネスを持つ
④会社をつくって節税する
⑤金持ちはお金を作り出す
⑥お金のためではなく、学ぶために働く
この6つはそのまま章のタイトルになっているので、読み進めるうちにそれぞれの指針の本質を学ぶことができます。
本書には、「中流以下の人は、お金がないことに恐怖して働き、税金と請求書の支払に汲々としている。」と、そんな彼らの暮らしをお金に追われたラットレースだと表現しているのです。
この本はお金のためには働かず、自分のためにお金を働かす方法を学び、正しいお金の知識を得ることができる一冊です。
以上、お金持ちになるためのお金の知識を学ぶことができる本でした。