人が他人から受ける見た目の割合ってどのくらいだと思いますか?
理屈はルックスに勝てないって本当なのでしょうか?
人が他人から受け取る情報は
話す言葉の内容
声の質、大きさ、テンポ
顔の表情
などがありますが、それぞれ何パーセントくらいだと思いますか?
言葉以外の要素は全部でどのくらいだと思いますか?
心理学者のマレーピアン博士による実験によると、
実は全部で93パーセントなんです。
どういうことかというと、話す言葉の内容はたったの7パーセントしか影響していないのです。言葉以外の情報のほうが多くの伝達していることが、最近の研究でわかりました。
■人は見た目が9割
喋りはうまいのに信用できない人と、無口でも説得力にあふれた人の差はどこにあるのでしょうか?
そのすべてを左右しているのは「見た目」だったのです。
この見た目とはルックスだけではなく、このノンバーバル・コミュニケーションのことをいいます。それで人は見た目が9割ということなんですね。
能力や人格といった視覚的には見えない要素もありますよね。これも見た目に影響していることがあります。
この顔つき、しぐさ、目つき、匂い。言葉以外の情報が差を生むのです。
■ノンバーバル・コミュニケーションとは
例えばしぐさなどがあります。これはオーバーアクションをすると「軽い男」の印象を与えたり、足を大きく開いて座ると自分を大きく見せたいなどの印象を受けます。
実は顔のタイプには性格を現す基本的な法則があるといいます。テレビやキャスティングで自然と事実を学習していくといくというのです。
またメイクや服装によっても外見は変わるだけではなく、しぐさや人格さえも変わってしまうという。例えば、医者の役者なら、普段着で稽古している場合と白衣を着せたときとは全く違う人に見えますよね。
そう考えてもいかに見た目が相手に与える影響を変えるかはわかるのではないでしょうかか。
ほかにも、色やにおいが発するメッセージそして距離も影響するといいます。
また、国によっても異なるノンバーバル・コミュニケーションの違いはおもしろいものです。相手にわからせ、自分を通すのが欧米流だとしたら、お互いに語らず察するというのが日本流だといいます。
このように見た目が9割を占めるというのは驚きかもしれませんが、その奥にはノンバーバル・コミュニケーションが潜んでいたのですね。
あなたも明日から見た目を意識して相手に良い印象を与えられるようにしてみてください。
以上、見た目ってどのくらい重要なの?!でした。