多くの成功者が成功するために必要な物として「集中力」といいます。
集中力を生かしてどのようにやっていけばいいのか、その秘密に迫ってみようと思います。
■ピーターが言ってたこと。
現代社会学の父、ピータードラッカーがこんなことをいっていました。
「仕事をするのに理想的な時間の区切りは90分」
90分間集中するほうが、しょっちゅう邪魔の入る3時間より成果が大きいといいます。
その仕事だけに集中して仕事をするほうが、ほかのことをしながら細切れで働くよりも、能率が上がるし、効果的なのです。
仕事というのは、使える時間、または割り当てられた時間ぎりぎりが、ちょうどに終わることが多いという法則があります。
例えば、ある業務を15時までに終わらせようと決めたなら、その時間内に仕事が終わる可能性は非常に高いのです。
そして16時までと決めれば、16時直前に終わります。
もし決めているのに終わらないという人は、きっと心のどこかで無理だろうと思っているか、
目標設定に無理があるということなのです。
しかしほとんどの仕事とはそんなものなのだ。だから仕事は自分から締め切りを設定することが効率に結びつくといわれているのです。
だから集中しなければいけない仕事があるときは、先に細かい業務を片付けてしまいましょう。
そうすれば邪魔の入らないまとまった時間でもっと集中することができるのです。
■アインシュタインの集中法
しかし気をつけてほしいのは、やらなけばいけないというプレッシャーに押しつぶされないでほしいということ。
すると何から手をつけるべきか、ますますわからなくなってしまう。それならいっそのことを一度忘れてしまい、すぐに思い出せるシステムをつくっておくことが必要だといいます。
アインシュタインは、自宅の電話番号を覚えていませんでした。
彼はそれを「電話帳を見ればわかるのだから、必要がないことだ。」といったのです。
エネルギーは重要なことにのみ注ぎ、それ以外は必要なことを必要なときにだけ思い出せばよいといいます。
時間の感覚というのは、注意力を集中させているかどうかに関わっています。
もしほかのことに心を奪われているときは、時間はあっという間に過ぎてしまうものなのです。
あっという間に時間がたつのは、自分が抱えている仕事を考えて、プレッシャーにさらされているからで、頭が先走ってしまい、やらなければならないことすべてを忘れないようにしているのです。
覚えておかなければいけないというのは、必要なときに思い出せば用は足ります。
プレッシャーから開放して集中力を得るためにも思い切って一度わすれてしまうことが大切かもしれません。
集中する力はやはり大きな成果を生むために重要なもの。
さっそく今日から意識してやってみてはいかがでしょう?
以上、ピータードカッラーとアインシュタインが言ってたこと。でした。