会社からお給料を受け取ったり、支払を指定された会社の口座に振り込むことってありますよね。
そのための会社名義の銀行口座を開設しましょう。
会社の取引を行うための会社名義の口座の選び方は、融資を受けやすいかどうかなど様々な面を考慮し、会社に合った金融機関を選びましょう。
口座開設は重要な仕事
会社を設立したら、金融機関に会社名義の口座を開くことはとても大切。
取引で発生する入金、出金、従業員の給料、家賃や公共料金の支払など、事業の開始とともに多くのお金が出入りするので、会社の口座は早めに行っておきましょう。
会社名義の口座を開設するには、登記事項証明書や印鑑証明などが必要になります。
実際には金融機関によって要求される書類が異なりますので、事前に確認しておきましょう。
また法人の取引には当座預金お口座がよく利用されますが、比較的高額な小切手や手形を扱う口座なので開設するには取引の実績が必要です。ほとんど設立当初は普通預金の口座を開設することになります。
〈預金の種類〉
- 普通口座:自由にお金の出し入れができる預金の形態で公共料金の自動引き落としが可能。半年に一度利息がつきます。
- 当座預金:小切手や手形を預金の引き出しに使うことができるものです。
当座口座を開くためには、金融機関からの審査を受ける必要があります。利子はつきません。
郵便局でも口座が作れるようになった?
口座を開く金融機関をどこにするかを決めるのは重要なこと。これからずっとその金融機関と付き合っていくことになるからです。
資本金を払う段階で、会社の口座を開くことを前提として金融機関を選んでおけば、資本金の払い込みで使った発起人の指定口座と同じ金融機関にするのが手続きの手間が少なくてすみます。
昔は、郵便局は資本金の払い込み口座として使えませんでしたが、郵政民営化に伴い、郵便局でも口座を開くことが可能となりました。
規模の小さな会社からスタートするのであれば、融資の申請などに有利な信用金庫のほうが銀行よりも向いています。
また都市銀行を中心にインターネットバイキングの利便性が高まってきているので、うまく活用すれば振込みなどの手間や手数料といった面でメリットが期待できます。
それぞれのメリットを取り入れて、信用金庫と都市銀行の両方に口座を開設したほうがいいかもしれません。
しかし縁もゆかりでもない場所では銀行口座の開設を断られることがあるので気をつけましょう。
自宅近くの銀行なら間違いありません。口座を開設する場合は事前に電話で確認してからいったほうがよさそうですね。
以上、会社名義の口座はどこでつくるのがいいんだろう?でした。