屋号を考えるためのポイントの続きををご紹介していきますよ。
法律に関わるものもありますから、しっかりとチェックしおいてくださいね。
屋号をつけるときのポイント続き
ポイント② 業務内容が伝わるように工夫してみる?!
やっぱり屋号はかっこいい名前にしたいですよね?!
アルファベットやローマ字でオシャレに・・・
でもちょっと待って!屋号の役割をここで確認してみましょう。
昔は、自分の名乗るときに使われていたこの屋号、
ちゃんと名乗る役割を果たせる名前になっているでしょうか?
名乗る役割とはつまり、
わかりやすくて、覚えてもらえて、業務内容が伝わるものです。
例えば名刺に山田商店って書いてあるよりも、
山田サイクリングだったら自転車やさんだなとか
山田シューズだったら靴屋さんかなとか
山田会計事務所だったら会計士さんかなとか
山田自動車なら自動車やさんかなとか
判断できるし覚えやすいですよね。
だから屋号の役割を最大限に利用して、
あなたの会社をどんどん覚えてもらいましょう!
ポイント③ 訴えられる可能性も?こんな屋号は気をつけよう。
屋号のつけ方を間違えると、なんと訴えられてしまいます。
そうなったらもうビジネスどころじゃないですよね。
そう、起業をする人は法律の知識も身につけておく必要があるのです。
経済産業省では、国民経済の健全な発展が実現するために、ルールに基づいた公正な競争が行われるよう不正競争防止法を定めています。
この 2条1項1号にあるのが、周知表示混同惹起行為
これは、他人の氏名、商号、商標など多くの人に広く認識されているものと同じであったり、または類似の表示をしたり、そのように表示した商品を譲渡などして、他人の商品または営業と混同させてはいけませんよっていう法律なんですね。
多くの人に広く認識されているものとは
例えば
トヨタとか
パナソニックとか
高島屋とか
バーバリーとか
ですね。そういった有名な企業名やブランド名ですね。
例えば、洋服屋を始めようってときに
ユニクロ洋服店とかいう屋号をつけたり、
ネットで音楽を配信する事業を始めようとしたときに
ソニーミュージックズ
とかね。(笑)
そんなことしないと思いますけど。
どちらにせよ、会社名はしっかり検索しておくべきですね。
この3つのポイントを生かして、ぜひ一緒に思い出を刻んでいく屋号に素敵な名前をつけてあげてくださいね。
以上、屋号を決めるときにおさえるべき3つのポイントでした。