いつも無意識に見ているたくさんの色、実はここにも商品を売る仕組みが隠されていたってご存知でしたか?
今日は色が持つ秘密に迫りたいと思います!
マーケティングにはもちろん、身の回りの色や洋服の色などにも参考になるので、ぜひ役に立ててみてくださいね!
■暖色のパワー
暖色系の色とは主に赤、オレンジ、黄色などのの色をいます。
暖色は「進出色」ともいわれ、実際より近くに飛び出して見える色なのです。
このため、アピールしたいときはこの色を積極的につかいます。
特に赤色は、闘牛で牛を興奮させるのに使われるように、人も興奮させるパワーがあります。
しかし興奮しすぎるために、落ち着かなくなりミスが増えやすくなります。
さらに、部屋が赤いと体感温度を高く、部屋を狭く感じます。
そのためオフィスでこの色はメインで使われることはほとんどありません。
逆に赤を積極的に使うのが飲食関係です。
赤は、人間の内臓の働きを支配している自律神経のうち副交感神経を刺激し、
胃腸の働きを活発にして食欲を増進してくれるのです。
これは、肉や魚の赤身、果物など赤くて押ししい食べ物がたくさんあることがらわかるように、自然界の食べ物のイメージからきているようです。
またポテトチップスなどスナック菓子売場も暖色のパッケージが圧倒的に多いことがわかります。ぜひお店でのぞいて見てくださいね。
■寒色のパワー
寒色系の色とは主に青、青緑、紫などの色をいいます。
「後退色」と呼ばれ、暖色に比べ目立たない色です。
赤色とは反対に、青色で人はさっぱりとした気分になり、冷静になり、リラックスでき、集中しやすくなります。これは赤とは逆に部屋を広く感じさせる色でもあるのです。
赤と青の心理的温度差については平均3℃の温度差があったとされる実験結果も出ています。
赤よりも青のほうが、3度低く感じるのです。
■自然界の色のパワー
自然界の色である「緑」や「茶色」は、人の心を落ち着かせる、安らぎを与える効果があるといわれています。目が疲れたときには木々の緑を見ると良いといわれていますが、実際にさまざまな医療現場で、この緑色が取り入れられています。
また、日本人は特に茶色を好むようです。これは、ヒノキなどの木材、畳の色など日本人の身の回りに多く存在する色だからです。日本人が最も安心感を抱く色ともいえます。
自然が多いところへいくと安らぎを感じるのもそのためですね。
さて、色についてお伝えてしましたが、いかがでしたでしょうか?
これから身の回りのものを選ぶときに参考になると嬉しいです。
色について詳しく知りたい方は
色とこころhttp://imageindiafair.com/をご覧になってみてください。
以上、お客様を遠隔操作?色で操るテクニックでした。