まずは自宅で事業を始める人も多いかもしれませんが、事業によっては設立当時から事務所が必要になる場合があります。
また人数が増えて事務所に引っ越そうかと考えているあなたへ、事務所選びのポイントをご紹介します。
事務所を選ぶときの3つのポイント
事務所や店舗を構えるためには、業種や会社の規模にもよりますが、
何にでも共通する3つのポイントがあります。
それは、
- 場所
- 間取
- 家賃
です。
立地条件は飲食業などの事業ではとても重要になるので、慎重に物件を選ばなくてはいけませんよね。交通アクセスだけではなく、実際どのくらいの人通りがあるのかを知るために、朝から晩までの交通量を調べてみましょう。また平日と休日でも違いが出るので注意が注意が必要です。
また物件を中心に半径1~1.5キロ以内の地域に競合となる店がないか、また風俗店などが地域のイメージを損ねてないかというこもしっかりと確認しましょう。
その地域の情報を探すには、地域の役場や商工会議所で、世帯数や年齢構成をまとめた人口統計や、企業や商店の業種別にまとめた事業所統計を見て、立地条件を検討するといいと思います。
また地域によっては、特定業種の営業を禁止しているところもありますから、しっかりと確認しておきましょう。
事務所・店舗選びに欠かせない注意点
広さや設備に関しては、業種や職種の特性を考慮して最低限必要なものがあるかをしっかりと確認しましょう。例えばIT系の会社なら、電気容量が十分であるか、高速回線を利用したインフラを構築できるかは最低限確認するべきですね。
オフィス内で作業を行う場合は、作業スペースはもちろん、備品棚を置いたりする作業スペースを確保することが大切です。
価格は、だいたい交通の便に比例しますので、顧客や取引先と離れていても安いところを選ぶか、多少狭くてもアクセスがいいところにするかは判断のポイントになります。
事務所・店舗選びの注意点をまとめると以下のようになります。
- 会社に必要な条件を満たしているか
- 事務所や店舗の近くに競合他社があるか
- 会社の業種に見合った立地かどうか
- 取引先や自宅からの距離に無理はないか
- 収入に見合った家賃であるか
事務所・店舗選ぶ際には、その地域の調査をすることももちろん大切ですが、
実際に事務所を借りた人に話を聞くこともとても参考になりますので積極的に相談してみてはいかがでしょうか?
以上、事務所選びで失敗しないためにしておくべきことでした。