陳列方法で繁盛しているお店といえば「ドンキホーテ」ではないでしょうか?
ドンキホーテの理念は安さと便利さのほかにアミューズメントを理念としています。
そう商品見ているときのあのワクワク感です。
それもすべてお店のレイアウトそして陳列方法にあるのです。
つい買いたくなる陳列方法についてご紹介しましょう。
■100円ショップの陳列方法とは
多くの人にとって宝探しの場でもある100円ショップ。あふれる商品のなか、掘り出しものを見つける楽しみにはまる人も少なくありません。
それもそのはず、100円ショップでは衝動買いをしてしまうトリックがいくつも隠されているのです。
その1つが同じ色の商品を並べるという陳列方法。
例えば、お風呂グッツのコーナーで一番目立つのはプラスチックの桶だとしますよね。
そこには他にもピンク、ブルー、イエロー、ホワイトと何種類もの色の商品が並んでいるのです。
そしてその横には桶と同じ色の石けん置きやミニタオルなどが並べられています。
ピンクはピンク、ブルーはブルーと同じ色の桶を石けん置きやミニタオルなどがまとめて陳列されているのです。
こうした陳列方法は、風呂桶を買いに来たお客さんにとっては、一緒にカラフルな石けん置きやミニタオルなどがまとめて置いてあると、どうせ100円なんだからと、いくつもの商品をまとめて買っていく人が多くいるのです。
このようにちょっとした並べ方の違いが、売り上げに大きく影響するのですね。
■まだまだある衝動買いしたくなる陳列法
スーパーに買い物にくるお客さんの8割がはじめから購入しようと思っていた商品のほかに衝動買いをした人の割合なんだそうです。
ほどんどの人が見せにいくと何かしら衝動買いをしているということがわかりますね。
すると、いかにお客さんに衝動買いしてもらうかが売り上げを伸ばす大事な要素となります。
そのため、店のあちこちには、注目を集めるためのトリックがいくつも仕掛けられているのです。
ここで具体的な商品の陳列方法を紹介しましょう。
商品を高く積み上げていくパイルアップ陳列
滝の流れをイメージしてつくるウォーターフォール陳列
他の商品よりも通路側に突き出すように並べるウイング陳列
などがあります。
このような陳列法を組み合わせて工夫をしているのです。
また立体陳列では、値段の高い商品を右側に並べているのをご存知ですか?
これは日本人の90%が右利きなので、ほどんどの人が左手で買いカゴを持ち、右手で商品を選ぶとされているからです。
というわけで色々な工夫がされている繁盛店。ぜひ買い物へ行くときは陳列に目を向けてみてくださいね。
以上、商品の陳列方法で売り上げが左右する?!でした。